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任期満了に伴う自民党総裁選挙は、四人の候補者が政策を競う充実した展開となりました。勝者は岸田文雄元政調会長。9月29日の新総裁選出から党役員人事、首班指名と一瞬の隙もなく進み、本日10月4日、岸田文雄第100代内閣総理大臣が衆参両院の首班指名選挙により選出されました。早速組閣から認証式、衆議院解散総選挙も本日日程がほぼ決まり、10月19日公示、10月31日投票となりました。予想より一週間ほど早い総選挙は、関係者にとってはサプライズでもあり、すべての日程を前倒しで進めねばなりません。

自民党総裁選で闘わされた議論は、わが国にとってどれも重要な課題です。私は高市早苗さんの応援団の一人でしたが、高市さんが今回政調会長に就任されたことで、わが国の新たな政策展開に期待しています。PB黒字化の凍結や国土強靭化・成長産業への大胆な投資、子供子育ての充実、毅然とした外交・安全保障の確立は、当然次の衆議院選挙公約に入ることでしょう。

河野太郎前ワクチン担当大臣の党広報本部長就任も、適材適所の人事だと思います。発信力と突破力が持ち味の河野さんですから、今まで弱いと言われていたわが党の広報に対して、どんな新しいアイデアを出してくれるのか、非常に期待感があります。

人事はメディアの注目するところであり、面白おかしく、とかく憶測を呼ぶものですが、岸田新総裁は10月1日、党役員人事について自身のブログで、丁寧に国民への説明を試みました(https://kishida.gr.jp/activity/7832)。自民党総裁が、党役員人事の理由を国民に説明することは、今までなかったことと思います。「聞く力」だけでなく、「説明する力」を発揮したのは、適時適切な情報開示が当たり前となった今の時代に、誠に時宜を得た、国民とのコミュニケーションを大切にしたいという岸田新総裁の明確な方針であると考えます。

一方、組閣による新たな政府の顔ぶれは、新任の大臣が20人中13人と、女性、若手の起用も積極的に進んだ感があります。経済安保担当大臣や少子化子ども政策担当大臣の新設など、総裁選の議論が活かされた内閣との印象を受けました。衆議院選挙が始まるまでの短期間でどのような方向性を出せるのか、そして選挙後の本格始動でどのような実績を残すのか、期待が膨らみます。

現時点では、来週10月14日、衆議院解散と言われています。私もほぼ4年間の任期を終え、改めて自民党東京比例で衆院選に臨みます。
「全力で! 国家と国民のために。」
これからも、地域と国家と国民のために、少しでもお役に立てるよう頑張ります。変わらぬご支援、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

(追記)
◇事務所開設のお知らせ
自民党衆議院東京第12選挙区支部・自民党衆議院東京比例第三支部事務所を、10月17日より以下のところに設置いたします。お近くにお越しの際には、是非お立ち寄りください。

〒114-0022
東京都北区王子本町1-22-3
王子工業会館2階
電話 03-5948-6940  FAX 03-5948-6941
自民党衆議院東京第12選挙区支部・自民党衆議院東京比例第三支部事務所

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