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 次の日曜日、4/14から統一地方選挙後半戦。私の地元、東京都北区では区長・区議選が行われます。

 この度の北区長選で、私たち自由民主党は正式な党の推薦は出せませんが、北区議会自由民主党議員団(12名)と衆議院議員高木けいは、花川よそうた区長をそれぞれ推薦し、当選に向けて全力で取り組んでいます。

 私が花川区長を推薦する理由は、主に以下の3点です。

①御代替わりの今年、政治の最重要テーマは、国から地方まで「安定」です。国家の慶事である即位の日から秋の大嘗祭に向けて、まず統一地方選挙で、できるだけ広範な地方政治の安定をはかり、夏の参議院選挙では、自民党政権がしっかりと体制を確立し、政治的に静かな環境の中で、粛々とわが国の精神伝統たる皇位の継承、御代替わりが行われなければならないと考えます。

②つまり、私たちの北区であれば、政治の安定は区民から長年信頼を得てきた、花川区長が引き続き区政の舵取りを行うことがより良い選択です。花川区長の年齢を指摘する声がありますが、職責を果たすに十分な気力・体力は誰もが認めるところ。次世代への継承も視野に、いまの北区にとって「安定」は花川区長でしか実現できません。

③4期16年間、花川区長は堅実に区政を前に進めてきた実績があり、私たち自由民主党の意見のみならず、多様な区民要望をバランスよく取り入れて進めてきたことは評価すべきです。「長生きするなら北区が一番」「子育てするなら北区が一番」をはじめとして、地域の絆づくり、大学の誘致、民間主導の北区観光協会の設立など、多くの成果を出しています。

 以上のようなことから、私と花川区長は去る3/29、政策協定「平成31年 東京都北区長選挙における7項目の覚書」を結び、今後4年間の区政運営に関し相互に協力することを確認しました。覚書の内容は以下の通りです。区民の皆様のご理解とご支援をお願い申し上げる次第です。

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平成31年 東京都北区長選挙における7項目の覚書

 平成31年4月21執行予定の東京都北区長選挙において、花川よそうた区長と高木けい衆議院議員は、下記の覚書を交わし、今後4年間の区政運営に関し相互に協力することを確認した。

1.新たな諸施策の実現に向けて多くの財政需要に対応するため、北区が各レベルで都区財調協議をリードし、新規算定項目の積極的問題提起と合意形成に一層の努力を尽くすこと。

2.防災・減災対策を強化するため、まちづくりと都市計画事業を積極的に推進し、安全・安心の北区を目指すこと。中でも、都市計画道路の防災上及び都市機能上の重要性に鑑み、推進すべき路線と見直すべき路線を一定年限ごとに検証し、その路線の選定にあたっては、誰もが納得できる見識ある理論構築を行うこと。

3.区民福祉の向上に不断の努力を行うことはもとより、近年多発する児童虐待事案の根絶に向け、住民に最も身近な自治体として、子ども家庭支援センターの充実など、東京都との緊密な連携のもと最大限の努力をはかると共に、警察の力も借りながら児童虐待0(ゼロ)の自治体を目指すこと。

4.高齢者、障碍者政策の一層の充実を図ると共に、全ての区民の健康づくりとより充実した人生を送るための「Well-being*」推進に務めること。そのため、区民のあらゆる活動のサポート、殊に移動手段の確保に向け、利便性の高い公共交通(コミュニティバスや路面電車等)の充実に務めること。

5. 地域の絆(きずな)強化とコミュニティ活性化のため、町会自治会をはじめとする地域団体の支援・育成をはかり、公民連携の理念を実現する、区民及び地域団体のセンター機能としての区役所の役割を強化し、区政における『Beyond 2020 マイベストプログラム*』、つまり北区の新たな可能性に果敢にチャレンジする区役所であり自治体を目指すこと。

6. 北区経済の活性化と多様なインバウンドの獲得を目指し、北区の潜在的な魅力を顕在化させるまちづくりを推進すること。その際、北区観光協会、地域経済団体等と連携し、北区独自の視点で駅前再開発等のまちづくり及び観光政策の充実を図るとともに、北区の歴史・文化・自然・近代産業遺産など、その魅力の再確認とリニューアルをもとに広く全国及び世界に発信していくこと。また、公民連携を一層推進するため、新たな組織(シティプロモーション、指定管理者制度等を含む、北区版「規制のサンドボックス」担当部署)の設置を検討すること。

7.保育・教育無償化の流れを追い風に、未来を担う子供たちの保育・教育への投資に更に力を入れること。また、リカレント教育の必要性はますます高まっており、区民の学び直しを支援することはもとより、区職員の学び直しによるスキルアップにも積極的に取り組み、花川区長を先頭に、一層区民に寄り添い、更に区民満足度の高い区政を目指すこと。

*「Well-being」…Well-Beingとは、人間の生き方においてのテーマの一つである、より幸福に、より充実した人生を送るにはどうしたらよいかということを考えることであり、またはそれを研究する学問。

*「Beyond 2020 マイベストプログラム」…2020年東京大会における大会ビジョンでは、「全員が自己ベスト」、「多様性と調和」及び「未来への継承」という3つの基本コンセプトが掲げられています。大会に参加するアスリートだけでなく、一人ひとりが2020年東京大会を契機に健康面等での「自己ベスト」を目指して行動変容に取り組む環境を提供するため、内閣官房オリパラ事務局は、自己ベストを目指す個々人の取組を支援する事業・活動を「beyond2020マイベストプログラム」として認証しています。 

平成31年 3月 29日

東京都 北区長                 自由民主党 衆議院議員

(自 署)    印              (自  署)     印

(以下は「覚書」原本4ページと手交時写真のコピーです)

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