都庁舎で手荷物検査が実施されます
過日の予算特別委員会で、都議会自民党から提案した都庁舎のセキュリティー対策ですが、6月29日より試行的に手荷物検査が実施されることになりました(詳細は下記アドレスをクリックしてください)。ご来訪の方々にはご不便をおかけいたしますが、5年後のオリンピック・パラリンピック開催に向けて、テロ対策等の経験を蓄積する意味からも、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/06/20p6j200.htm
(第一本庁舎入口のおおまかなイメージ図)
(議会棟一階入り口のおおまかなイメージ図)
平成27年3月12日の予算特別委員会での質疑
〇高木委員
最後になりましたが、都庁舎のセキュリティーについて伺いたいと思います。
都庁舎はシティーホールでありますから、自由に都民が出入りができるという部分が当然必要ですし、実務をやっているところもありますから、それも大事だと思います。
しかし、余りにもフリーパスでもいけないと思っておりまして、もう少しセキュリティーを強化すべきではないのか。特に、この議会棟、あるいは本庁舎、第二庁舎もそうですが、それらのセキュリティーはより強化をして、オリンピック・パラリンピックに向けて、私たちしっかり取り組みを行っていくべきと思いますが、いかがでしょうか。
〇中西総務局長
都庁舎は、都民に開かれたシティーホールとして建設され、多くの都民や事業者、観光客が許認可や助成金の申請、福祉の相談、展望室の見学などに訪れております。都はこれまで、来庁者の安全確保のため、巡回や防犯カメラによる監視などの対策を講じてまいりました。テロの脅威が高まる中、来庁者の生命、身体等を保護し、都のヘッドクオーター機能を維持するためには、都庁舎のセキュリティー強化は喫緊の課題でございます。
このため、都庁舎の各フロアの特性を踏まえ、警備体制を再点検するなど、セキュリティーの強化対策を講じてまいります。同時に、テロ災害などに的確に対処するため、避難誘導体制の強化、整備も図ってまいります。今後とも、都民サービスと警備のバランスを念頭に、都庁舎の機能維持と来庁者の安全を確保してまいります。