10月13日付都政新報によると、豊洲市場の追加工事の再入札で、再募集した4件の工事のうち1件がまたもや不調（中止）となりました。

http://www.toseishimpo.co.jp/modules/news_detail/index.php?id=5492

　詳細は記事を参照していただきたいと思いますが、都の入札制度の「改悪」についてはすでに当ブログで4月10日に指摘しました。新しい制度が適用されるや否や、危惧した通りの展開。再三にわたる私たちの注意喚起を無視し続けた小池知事の責任は重く、極めて残念な結果と言わざるを得ません。これで築地市場の豊洲移転はさらに遅れることになり、オリンピックへの影響は一層深刻になってきました。

　また10月12日午後に開催された「築地再開発検討会議」では、小池知事が冒頭あいさつのみ、8分間で退出したことが報じられています。

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171014/soc1710140007-n1.html

この会議体は知事の肝いりでつくられ、「築地を守る」の方針を具現化するための大事な議論の場だったはず。都庁内からは、知事がすでに「築地」に興味を失っているという声が聞こえてきています。

衆議院選挙はいよいよ終盤の戦いに差し掛かろうとしています。都政の混乱と停滞を国に持ち込むことのないよう、有権者皆様の正しいご判断をお願い申し上げる次第です。