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 振り返ってみると、「ここが転機だった」と思われる年がありますが、昨年は正にそんな一年でありました。

 「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたはかつ消えかつ結びて、久しく止まる事なし。世の中にある人と住家と、またかくの如し。」
 
 建暦二年(一二一二年)、鴨長明により記された『方丈記』の出だしの一説は、一定の年月を振り返るとき、極めて的確にこの世の無常観を表していると感じます。まさにこの世に不変のものはなく、特に政治の世界は、万物は常に変化し続けていることを、繰り返し証明しています。さて、今年平成二十九年、世界は、日本は、東京は、これからどうなっていくのでしょうか…。「東京を世界で一番の都市に」するため、今年も力いっぱい努力してまいります。

 皆様方にとって良い年でありますよう、お祈り申し上げます。

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