昨年は選挙に始まり選挙に暮れる一年でした。二月の都知事選で舛添知事が誕生、暮れの衆院選では私たち自由民主党を中心とする与党が三百二十五議席を獲得、衆院の２／３を超える議席を占めることとなりました。それぞれの選挙で、力強いご支援いただいた皆様方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
（写真は先の衆院選挙における北区浮間での街宣活動のワンシーン）

　さて、これからの都政においては、２０２０年（平成三十二年）東京五輪、急速に進む少子高齢化、災害に強い防災都市づくりなどの大きな課題があります。地方創生の名のもとに、国が東京の財源を収奪する税制改正からも目が離せません。首都の役割を他の地域が肩代わりすることはできず、東京の集積による優位性と、地方の独自に培ってきた豊かな生活様式や伝統文化が、相互に補完し共鳴するわが国でなければなりません。東京が「世界で一番の都市」になることは、わが国全体の底上げを意味します。そうした信念で、今年も都政の舵取りに関わっていきます。よろしくご指導くださいますようお願い申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　
　平成二十七年　元旦